【無料ダウンロード】マイクロソフト「Microsoft Security Essentials(MSE)」

マイクロソフトの無料ウィルス対策ソフト「Microsoft Security Essentials(マイクロソフト セキュリティ エッセンシャルズ):MSE」は以下のサイトから無料でダウンロードできます。

http://www.microsoft.com/Security_essentials/default.aspx

または、

http://www.microsoft.com/ja-JP/security_essentials/default.aspx

気になるこの「Microsoft Security Essentials」の、他の無料のウィルス対策ソフトとの性能の比較・評価については、以下のページを参考にして下さい。
パソコンサポートの現場では、無料のウィルス対策ソフトウェアでも構わないというユーザーさん向けには、3Dゲームなど余程ハードな利用環境でない限りは、現在このMSEを導入させていただいています。

2010年向け、世界四大無料ウィルス対策ソフト「Avast」「AVG」「Avira」「MSE」の比較評価・ランキング
http://antivirus.server-ing.com/2009/12/17/127/

また、現在、マイクロソフトからは、10日間の有効期限をもった、最新のウィルスのワクチン・定義ファイル・パターンでのパソコン内のウィルス・マルウェア・スパイウェアなどのスキャニングのみに限定したソフトウェアとして「Microsoft Safety Scanner(MSS)」が無料でダウンロード提供されています。
入手方法や機能など、くわしくは以下のページをご覧下さい。

マイクロソフトから、10日間使い捨てのウィルススキャンソフト「Microsoft Safety Scanner(MSS)」
http://antivirus.server-ing.com/2011/04/20/689/

Microsoft Security Essentials(MSE)は規約上は個人使用、もしくはビジネス・商業利用では10人以下の事業所に限定されています。
家庭での一般利用、または10人以下のホームオフィス(自営業・個人事務所・SOHOなど)でのみ利用が可能です。
そのため、名目として、企業その他法人(会社組織)での利用は不可能となっています。

※法人・会社などのビジネスのセキュリティについては、Microsoft Forefront Client Security の利用がマイクロソフトより推奨されています。

また、Microsoft Security Essentials をインストールする際には、利用中のWindowsパソコンが正規のWindowsライセンスを導入しているかのチェックが行われます。

以下、このウィルス対策ソフトについてのマイクロソフトの紹介内容です。

「Microsoft Security Essentials を使用すると、ウイルス、スパイウェア、およびその他の悪意のあるソフトウェアから自宅の PC をリアルタイムで保護できます。

Microsoft Security Essentials は、無料で* Microsoft からダウンロードできます。簡単にインストールでき、使いやすく、常に最新に保つことができるため、お使いの PC を最新のテクノロジで保護できます。外観もシンプルで、たとえば青信号の場合は安全というように、PC が保護されているかどうかを簡単に識別できます。

Microsoft Security Essentials は、バックグラウンドで静かに効率的に動作します。操作の妨げになるような画面が表示されたり、長い時間待たされたりすることなく、Windows の PC を使用することができます。

詳細については、マイクロソフト マルウェア プロテクション センターにアクセスしてください

Microsoft Security Essentials で保護できる、あらゆる最新の脅威に関する情報、定義、分析結果については、 マイクロソフト マルウェア プロテクション センターにアクセスしてください (英語版のみ利用可能)。 」

シマンテック、トレンドマイクロ、マカフィー、情報処理推進機構(IPA)、経済産業省が官民連携で「セキュリティ普及促進委員会」を設立

シマンテック、トレンドマイクロ、マカフィーなど日本でも知名度が高いウィルス対策ソフトベンダーと、情報処理推進機構(IPA)、経済産業省は2010年2月25日、「セキュリティ普及促進委員会」を設立しました。
官民連携により、企業や家庭におけるセキュリティ対策を呼びかけるが目的とのことです。
今回、内閣官房が定める「セキュリティ月間」(2010年2月)を標榜しそれを機に設立した模様。

3月9日には都内で「企業の情報セキュリティの課題と在り方」をテーマにした緊急セミナーを開催する予定となっています。

また、家庭におけるセキュリティ対策の見直しを呼びかけるポスター1万枚の配布も開始しました。

緊急セミナーでは、企業が直面する情報セキュリティの課題と対応、海外の最新セキュリティ事情、セキュアなクラウドコンピューティングや仮想環境などについて紹介する予定。
受講料は無料で定員は700人。専用サイトから申し込めます。

・セミナー概要と申し込み(現在、ホームページはここだけの模様です)

https://security.smartseminar.jp/public/seminar/view/2

◆セキュリティ普及促進委員会~挨拶文

「この度、内閣官房が定める「情報セキュリティ月間」を機に株式会社シマンテック、トレンドマイクロ株式会社、マカフィー株式会社、独立行政法人情報処理推進機構と経済産業省は、官民の壁、企業間の壁を越えて連携し、「セキュリティ普及促進委員会」を設立しました。本委員会では、「企業の情報セキュリティの課題と在り方」をテーマに緊急セミナーを開催させていただく運びとなりましたので、ご案内申し上げます。インターネット上の脅威は近年組織化・ビジネス化が進んでおり、その手口の巧妙化がますまず加速しています。また、クラウドコンピューティングを始めとする様々なIT利活用技術の活用に関する課題や、アメリカや中国などで情報セキュリティに関する議論が活発になってきているなど、情報セキュリティの話題は欠くことがない状況です。」

 

【評価と検証】
日本国内でのセキュリティについては、国はほとんどの場合に企業(中規模以上)にしか目を向けておらず、こうした取り組みは一般人にはほとんど縁の無い活動といえます。
それはWindowsはもちろん、パソコン本体や有名なソフトウェアなど、日本独自につくられたものがまったく無いことを証明しています。

 

カスペルスキー月額定額利用サービスを開始、二台で使用可能といえど年額5000円を超えるのには疑問が

2010年2月23日、ワープロソフト「一太郎」や日本語変換入力ソフト「ATOK」でおなじみの老舗「ジャストシステム」が、同社が提携販売しているウィルス対策ソフト(総合セキュリティソフト)「である「カスペルスキー」の月額420円の定額課金制利用サービスを開始しました。
その名も、「Kaspersky定額制サービス for Windows」、すでに同社サイト上で受付を行っています。

このサービスを利用するには、まず「Kaspersky Internet Security」の無料試用版を指定ページからダウンロードしてインストールを行い、30日ある試用期間の終了二週間前から表示される定額制サービス購入申し込みから支払い情報などを入力する必要があります。

なお、解約する場合、解約日当月分までの料金を支払えばよく、ユーザーは必要な期間だけ利用できるようになる。

また、いわゆる年更新のプログラムやウィルスパターン・エンジン更新などの費用はかからず、常に最新版を利用できるのも特長となる。

そして、目玉となっているのが通常版が一台しか利用できないのに対し、この月額版は2台まで利用できることです。

すでにカスペルスキーを愛用しているユーザーで、2台以上のパソコンに同ソフトを導入している場合は値打ち感がありますが、大抵の場合そんなことは稀であり、また月額420円といえど、年額にすると5000円を超えてくるので、事業所や法人など以外ではややインパクトに乏しいサービスといえます。

OCNやNIFTYなどの各インターネットプロバイダーも、月額使用料と同時に集金する同様の月額サービスをおこなっていますが、ほとんどの場合、おすすめできません。

 

ジャストシステム ニュースリリース
http://www.justsystems.com/jp/news/2010f/news/j02233.html

2010年2月のウイルス対策ソフトランキング、NOD32がトップ、無料のMicrosoft Security Essentials、AVG、AntiVir、Avastは高評価

 

2010年2月付けの気になるウィルス対策ソフトの検出率テストのランキングがSRIインターナショナルより発表されました。パッと見てわかるとおり、個人利用にかぎり無料で利用できる対策ソフトについてはあいかわらずの好成績を残しています。今回よりランキングデータの取得方法が変わったため、パソコンテクニカルショップ アイエヌジー責任編集としてお伝えします。

それでは、バレンタインデー記念のランキングデータを御覧下さい。

◆ウィルス対策ソフト 検出精度ランキング 一覧 (2010.02.14)

順位→検出率→検出ミス数→ソフトタイトル→メーカー→国→サイト
→その他情報:国内販売元、ダウンロード先、Amazon.co.jpの購入者レビュー等
※グローバルなランキングデータのため、日本での利用環境を含めて解説しています。
※検出エンジン・アルゴリズムを重視し、一部名称等を簡略化しています。
※実際の軽快性などの使用感はレビューがかなり参考になります。

  1. 100%→1→NOD32→ESET→[スロバキア] →www.eset.com
    【有料】:順位上昇。日本ではキャノンITSが販売元。世界で初めて軽快な動作感を売りに。
    @サポート現場の声:一時期すり抜けが多かったですが、バージョンアップが進み検出率が向上
    相変わらず海外では人気のある対策ソフトです
    Amazonレビュー等→ESET NOD32アンチウイルス V4.0
  2. 100%→1→Webwasher-Gateway→Secure Computing→[アメリカ] →www.securecomputing.com
    【企業向け】:現在はマカフィーとなり、製品は一般向けではありません
  3. 92%→102→Ikarus→Ikarus Security Software→[オーストリア] →www.ikarus-software.at
    【有料】:更新パターン・エンジンなどは無料で提供されますが、国内では実質不向き
  4. 90%→128→Microsoft Security Essentials(MSE)→Microsoft→[アメリカ] →www.microsoft.com
    【無料】:順位上昇↑ ご存知マイクロソフトの無料製品。2009年秋より正式に無料でリリース。
    @サポート現場の声:ここ半年で一番紹介率の高いソフト、Windowsのマイクロソフト製品なので安心
  5. 89%→131→AntiVir→Avira→[Germany] →www.free-av.com
    【無料】:安定的上位。性能と扱いやすさ、傘のマークのデザインで日本でも人気。
    @サポート現場の声:早くから無料利用を売りにしてきただけあり、ウィルスデータやノウハウの蓄積高し
  6. 89%→141→カスペルスキー→Kaspersky Lab→[ロシア] →www.kaspersky.com
    【有料】:上位維持。世界的に人気。国内では一太郎のジャストシステムが販売
    @サポート現場の声:従来から検出率で評判高いですが、やや上級者向けか?ライセンスが少ない
    Amazonレビュー等→Kaspersky Internet Security 2010 1年版 鷹の爪コラボパック
  7. 88%→146→BitDefender→BitDefender Inc→[ルーマニア] →www.bitdefender.com
    【有料】:日本でも提供あり、海外では人気あり
  8. 88%→149→AVG→Grisoft Inc→[チェコ] →www.grisoft.com
    【個人利用に限り無料、有料の高機能版もあり】:完全日本語版が提供されてからも成績は安定的
    @現場の声:AntiVirやAvastよりスパイウェアのすり抜けは多いように思います
  9. 88%→151→Sophos→Sophos Labs→[United Kingdom] →www.sophos.com
    【有料】:欧州企業などで導入率高し、法人向け
  10. 87%→160→Dr. Web→[ロシア] →www.drweb.com
    【有料】:海外ではクモのマークでおなじみで、人気は低くはありません
  11. 87%→167→F-Prot→Frisk Software International→[アイスランド] →www.f-prot.com
    【有料】:Windows用もありますが、需要はLinuxやサーバー用途向きで、日本ではケイアイエスユー社が提供
  12. 87%→167→F-Secure→F-Secure Corporation→[フィンランド] →www.f-secure.com
    【有料】:海外で人気高く、日本でも徐々にユーザーが増えているようです。
    @サポート現場の声:効きはとても良いですが、検出後の処理にやや重さを感じます
    Amazonレビュー等→エフセキュア インターネットセキュリティ 2010 3PC 1年版
  13. 86%→171→Authentium→Authentium→[アメリカ] →www.authentium.com
    【有料】
  14. 84%→193→G Data→G Data Software AG→[ドイツ] →www.gdata.be
    【有料】:軽快さが売り、日本でも提供、今後の注目株か?
    Amzonレビュー等→G Data インターネットセキュリティ 2010 3年版/1台用
  15. 84%→198→Avast! ALWIL Software→[チェコ] →www.avast.com
    【個人利用に限り無料、有料の高機能版もあり】:安定した順位と人気、他のソフトに押され気味か?
    @サポート現場の声:MSE登場までは、これもおすすめでした
  16. 84%→201→Norman→Norman Inc→[ノルウェイ] →www.norman.com
  17. 83%→213→CAT-QuickHeal→Quick Heal Technologies→[インド] →quickheal.co.in
  18. 83%→215→VirusBuster→VirusBuster Ltd→[ハンガリー] →www.virusbuster.hu
    【有料】:日本で有名な”ウィルスバスター”とは別の製品です
  19. 82%→219→VirusBlokAda Ltd→[ベラルーシ] →www.anti-virus.by/en
  20. 82%→223→Fortinet→Fortinet Inc→[アメリカ →www.fortinet.com
  21. 82%→228→Rising→Beijing Rising International Software→[スイス] →www.rising-global.com
  22. 82%→230→ウィルスバスター→トレンドマイクロ→[アメリカ] →www.trendmicro.com
    【有料】:テレビCMでかなりおなじみに。もともと企業や個人でも導入率高し。1本で3台使えるのはお得
    @サポート現場の声:いまでも更新を続けてる人は少なくありませんが、おすすめはしていません
    Amazonでのレビュー等→ウイルスバスター2010 3年版
  23. 81%→232→eTrust-Vet→Computer Associates→[アメリカ] →www.ca.com
    【有料】:以前はマイクロソフトとタッグを組んでいました
  24. 81%→232→AhnLab-V3→AhnLab→[韓国] →www.ahnlab.com
  25. 80%→253→Panda→Panda Security→[スペイン] →www.pandasecurity.com
    【有料】:海外では人気あり
  26. 80%→255→ClamAV→SourceFire→[United States] →www.clamv.net
  27. 79%→265→マカフィー→マカフィー→[アメリカ] →www.mcafee.com
    【有料】:メーカーパソコンなどのバンドル品として意外と導入率は低くはない。現在はWebセキュアサービスへ移行か
    @現場の声:完全に無料ソフトに押され気味、かつ順位は常に低い傾向が
    Amazonレビュー等→マカフィー インターネットセキュリティ 2010 2年版 マカフィー インターネットセキュリティ 2010
  28. 79%→266→TheHacker→Hacksoft→[ペルー] →www.hacksoft.com.pe
  29. 78%→275→ノートン→Symantec Corporation→[アメリカ] →www.symantec.com
    【有料】:日本でもおなじみ。最近ウィルス対策していたブログサイトが感染し90日無料版を提供した経緯が
    @サポート現場の声:以前からおすすめはしていません
    Amazonレビュー等→Norton 360 バージョン 3.0 USB

 

無料で利用が可能なMicrosoft Security Essentials、Avira AntiVir、AVG、Avast各製品の順位が安定的なのはうれしいことです。やはり、無料利用で他社よりも早く広く検体を集めることができることが勝因ではないでしょうか。

TVCM、雑誌広告などで見かけたり目にするウィルス対策ソフトが順位の上位にくることはほぼ稀であり、メールやインターネットなどの一般利用ではそういた有料ソフトに更新料を支払い続けるのには疑問が感じられます。有料のものには、電話がつながる、つながらないを無視すればサポートを受けることはできるメリットはありますが、その点がコストに跳ね返っていることも性能への影響と考えられます。

ウィルス対策ソフトの更新時期を控えてるかたや、今使っているソフトのきき具合に不安をお持ちの方は無料対策ソフトの導入を検討されてみてはいかがでしょうか?

こちらからマイクロソフト セキュリティ エッセンシャルズを無料ダウンロードすることができます。
http://www.microsoft.com/Security_essentials/default.aspx

 

 

2009年後半から、Apple itunesで不正請求被害が発生!アップルはIDの流出を否定

アップルの音楽配信サイト「iTunes Store(iTS)」から身に覚えのない代金を請求される被害が多発しているようです。

2009年秋ごろから報告が出はじめ、被害者は判明しているだけで数十人規模の模様。

この事件の背景として、何者かがパスワードなどの個人情報を盗み本人になりすまして勝手にストアからの購入を行ったとみられていますがが、いまだ詳細な手口は不明となっています。
アップルは、サイト運営側に情報漏えいなどの原因があることを否定し、アップルジャパンでは「現時点では、管理しているコンピューターからIDが盗まれた事実はない」としています。

米国でもすでに同様の被害が報告されていますが、同社は今回のこの事件の考えられる原因として、偽メールなどで偽サイトに誘い込みIDやパスワードを入力させて盗む「フィッシング詐欺」と、他人にパスワードなどを教えたり見られたりした可能性を挙げています。

2010年向け、世界四大無料ウィルス対策ソフト「Avast」「AVG」「Avira」「MSE」の比較評価・ランキング

2009年末、NotebookReview.comより、世界でもっとも有名な無料・無償で利用できる四つのアンチウィルス(ウィルス対策)ソフトについて、詳細な性能・機能評価とランキングなどの比較結果が発表されました。
無料のアンチウィルスソフト選びに迷っている、パソコン初心者やビギナーかたの参考になりましたら幸いです。

<追記(2011.3.1):以下のエントリーもご覧下さい>
2011年前期向、2010年総合評価・比較ランキングNo.1ウィルス対策ソフトが発表!

以下、詳細です。

1.この比較調査・テストの概要

ここ数ヶ月にわたって「ノートブックレビュー」が無償のアンチウィルスソフトについて検証してきた結果をまとめました。
今あなたが、無料で使えるウィルス対策ソフトにとても興味をもっている場合、けっして見逃せない内容になっているはずです。

2.比較調査の対象とした無料ウィルス対策ソフト

以下のアンチウィルスソフトを比較調査の対象としています。
いずれもすべて無料・無償で利用が可能なものです。
(以下、すべて日本語版がダウンロードできるページへリンクしています)

3.比較テストの方法

上記の4つのアンチウィルス対策ソフトを、以下の4つのカテゴリーにてぞれぞれ評価を行っています。

  • 対ウィルス防御性能
  • ユーザーにとっての使いやすさ・使い勝手
  • パフォーマンス
  • その他の特徴的な各自機能

それぞれのカテゴリーで、得点が高いほど優秀と評価しています。

4-1.セクション1:対ウィルス防御性能

このセクションでは、2つの性能に的をしぼり得点評価を行っています。
その2つとは、対策ソフトがいかに早くウィルスを検知できるかの速度に対する評価と、最新のワクチンパターン(定義ファイル)への対応の早さと更新頻度に対する得点評価です。

ソフト名

ウィルス検知速度
(0~12点)

ワクチン更新頻度
定義ファイル
(0~2点)

合計得点

AVG 9.0

5

2

7

Avira

5

1

6

Avast

12

2

14

MSE

7

2

9

(このテストでの総評)
・ウィルス検知速度:

このテストでは、ウィルスが含まれるファイルをパソコンにダウンロードする操作を行った時点ですぐさまウィルスを検知・ブロックするなど、Avast!が他のソフトよりもはっきりとその性能の高さを発揮しました(※注:通常、インターネットからダウンロード完了してからウィルスチェックを行なうソフトがほとんどなのに対して、Avast!はクリックしてダウンロードが実際に開始される前の時点で、そのファイルを解析し検知・ブロックしている、という意味になると思われます)。
AVGとAviraについては、ともにシステムスキャンを行なう前に、ダウンロード中の段階でウィルス検知に成功しています。
MSEについては、すべてのウィルスファイルについて、いったんダウンロードでパソコンに取り込んだあとに、手動によるシステムスキャンの必要なく検知・駆除に成功しています。

・パターンファイルの更新頻度:
4つの対策ソフトともに、一般的なパソコンユーザーにとってはほぼ100%に近いレベルで、手動によるパターンファイルの更新を必要としない、十分な更新頻度をもつと考えられます。
これらの無料対策ソフトの評価に当たって、今回1日の1度のみ自動アップデートを行なう設定としました。
この点について、有料製品版のウィルス対策ソフトと比較するならば、有料版は1日に数回、数時間に1度アップデート・更新を行なうという点に違いがあることを付け加えておきます。
このテストで、Aviraだけが1点となったのは、他のソフトに対して、更新・アップデートについて無駄に長い時間がかかったことが原因です。

4-2.セクション2:使いやすさ・使い勝手の比較

このセクションでは、3つの性能に的をしぼり得点評価を行っています。
それは、「操作画面(インターフェイス)」、「操作のシンプルさ」、そして「無償版であることによる不便さ」、です。
これらすべての機能は、ウィルス対策ソフト選びの重要性にとってはそれぞれ同等のウェイトを占めています。
操作画面の評価は、操作画面のわかりやすさ・理解しやすさと、目的の機能への誘導(ナビゲーション)が上手に行なわれているか、への着目点をベースに行なわれています。
シンプルさは、提供される操作画面において、一般的なユーザーが、専門的な機能に対してもいかにたやすく迷わずに操作できるか、に着目してます。
最後の、無償版であることのよる不便さについては、得点が高いほど有料版と遜色ないことを示しています。
有料版に負けない性能を持つことは、とくに重要となります。

ソフト名

操作画面
(0~4点)

操作のシンプルさ
(0~4点)

不便さ・使いにくさ
(0~4点)

合計得点

AVG 9.0

3

3

2

8

Avira

2

2

0

4

Avast

2

3

1

6

MSE

4

4

3

11

(このテストでの総評)
操作画面とシンプルさ:
MSEが総合的に最高の評価となっていますが、それは必要にして最低限の情報ではっきりとわかりやすく区別して提供されていることからです。
Avast!はほとんどの操作をアイコンでしめすなど作り手の学習曲線による影響も感じられますが、今後それがどう不都合さにつながっていくかが注目されます。
Aviraは、シンプルさと操作画面の両方で低い点数となっていますが、それは1998年頃から代わり映えのない見栄えとインターフェイス性能のためです。
AVGは、わかりやすいインターフェイスながらも、提供される情報がいまひとつ物足りないと考えられます。

無料ソフトであるゆえの不便さ・不都合など:
この評価結果には、いろいろな考え方・見る角度があります。
MSEが高評価であるのは、無料ソフトの中でも唯一、Windowsの生みの親であるマイクロソフトが当然検証・認定しているソフトであることと、このソフト利用することでマイクロソフトが参加しているスパイネットサービスの情報を無償でその恩恵にあずかれることといえます。
AVGはMSEに接近した評価となっていますが、それは操作画面を開くといつでも目につくところに有料版への乗り換えをうながす項目が目につくことです。
Avast!が点を落とした理由は、無料であっても十数ヶ月に一度のユーザー登録を必要とするためです。
(※有料版への誘導がほとんどないので、これについては無償高機能の対価としてじゅうぶん目をつぶることができる範囲と思います)
Aviraが0点であったのは、わずらわしいほどの頻度で出てくる有料版への乗り換え案内のポップアップウィンドウのためです。
(※これは、ワープロやインターネット中などいついかなるときでも画面上にあらわれるため、操作を阻害されるストレスをその低評価の根拠としているようです)

4-3.セクション3: パソコンの動作に与える影響とスキャンにかかる時間

ウィルス対策ソフトは、歴史的にも、その機能が発揮されるためにいくらかかパソコンへの動作・パフォーマンスへ負荷を与えることが問題視されてきました。
(今でこそ、「さくさく軽快」や「軽い動作感」が売りのソフトが増えてきましたが、2006~7年頃までは、特に有名どころの有料ソフトのことですが、それはそれはひどい負荷を与えるモノが少なくありませんでした)
このカテゴリーでは、そうしたパソコンの動作感への影響や負荷と、ウィルススキャンにかかる時間について調査した結果をまとめています。

ソフト名

PCへの動作負荷
(0~2点)

スキャン時間
(0~2点)

合計得点

AVG 9.0

2

2

4

Avira

2

1

3

Avast

2

1

3

MSE

2

0

2

(このテストでの総評)
パソコンに与える動作負荷や影響(サクサク感)t:
すべての対策ソフトが、ほとんどパソコンに与える動作負荷や重さを感じさせず、満点の結果となりました。

ウィルススキャンにかかる時間:
MSEのみが、1時間をこえるのんびりとしたスキャン時間を残す結果となりました。
AVGがとりわけスキャン時間が早く、Avast!やAviraが34分~45分程度必要としたのに対し、23分程度で完了することができました。
(※この結果については、対象とするウィルスによる検知性能の差(そのウィルスに対する情報があるかないかも含め)があるので、この時間差については4本とも大きな違いはないと当研究所は考えます)

4-4.セクション4:それぞれのソフトが持つ特徴的な独自機能

無料のウィルス対策ソフトというと、その「無料である」ということから必要最低限の機能しかないと思われがちです。
このテストでは、無料版でありながら一歩進んだ機能を持っているかに着目しています。

ソフト名

特徴的な独自機能
(0~1点)

AVG 9.0

1

Avira

0

Avast

1

MSE

0

この評価テストに関しては、私たちは特にAVGとAvast!について無料版を超えた機能をもっていることに対して評価をしています。

AVGは無料であるにもかかわらず悪意のある盗み見に対してのスパイウェア対策機能をもち、Avast!については、万一ウィルスにファイルを汚染された場合にも助けてくれるファイル復旧データベース機能と簡易ファイアーウォールをもっていることです。

5.無料ウィルス対策ソフト選びの結論

ソフト名

防御性能

使い勝手

パフォーマンス

特徴的独自機能

総合得点

AVG 9.0

7

8

4

1

20

Avira

6

4

3

0

13

Avast

14

6

3

1

24

Microsoft SE

9

11

2

0

22

今回の調査・テストの結果、無料対策ソフトの勝者は . . .

アバスト! 無料アンチウイルス4.0(avast!)

となりました。

Avast!が私たちの目を引いたことには、特に4つの理由があります。
その中でももっとも特徴的なのが、最高の防御性能をもたらしてくれることであり、さらに、付け加えるならば、他の3つの無料対策ソフトよりもダントツにわかりやすいインターフェイス・操作が挙げられます。
また、特徴的な独自機能をもち、その中でも、とりわけ重要なのが、ファイル復旧データベース機能と簡易ファイアーウォールをもっていることです。

Microsoft Security Essenntialsは、惜しくも僅差で二位という結果に終わりました。
ただ、一位のAvast!に比較しても、その検知能力の高さと、なめらかで柔軟な操作性、そして、有料版と比較しても最低限の差しかないことについては高い評価が与えられています。

AVGは、MSEに次ぐ順位となりましたが、わかりやすい操作性とスパイウェア対策機能は特筆すべき機能でもあります。

今回、Aviraはもっとも低い評価となってしまいましたが、それは、その今となっては旧世代の古い感じがする操作画面(インターフェイス)と専門的な操作のわかりにくさ、そしてまた、頻繁に画面上に現れてうざがられがちな、有料版への乗り換えをうながポップアップウィンドウがその敗因となっています。

こうして今回、有名な4つの無料アンチウィルスソフトについてあえてテスト・評価を行ないましたが、いずれも十分な成績を残した合格点を持つソフトであることを最後に付け加えておきます。

ヤフオク詐欺、イーバンク不正送金事件で、2009年上半期に1813件の検挙件数に

2009年8月20日、警察庁は2009年上半期の「サイバー犯罪」の検挙状況を公表しました。

不正アクセス禁止法違反行為による検挙が1965件に上り、2008年同期の157件から1151.6%増加しています。
Yahoo!オークション詐欺・イーバンク銀行不正送金事件として検挙した15名の犯行グループによる不正アクセス禁止法違反が1813件に及んだことがその大きな要因となっています。

このほか、コンピュータ・電磁的記録対象犯罪が47件で、前年同期の73件から35.6%減少。ネットワーク利用犯罪は1858件で、前年同期の1962件から5.3%減少しています。

ネットワーク利用犯罪の内訳は、詐欺が706件(前年同期比21.1%増)、児童買春および青少年保護育成条例違反が328件(同33.7%減)、わいせつ物頒布等および児童ポルノ事犯が247件(同19.9%増)、出会い系サイト規制法違反が184件(同15.7%増)、著作権法違反が52件(同 33.3%減)、商標法違反が42件(同62.2%減)など。

詐欺のうち、インターネットオークションを利用したものは295件で、前年同期比で84件(22.2%)減少しています。

上半期に都道府県警察の相談窓口で受理したサイバー犯罪に関する相談は4万3756件で、前年同期の3万8506件から13.6%増加しています。
インターネットオークションに関する相談が前年同期の5089件から4080件へと19.8%減少した一方で、詐欺・悪質商法に関する相談が1万7054 件から2万1733件へと27.4%増加し、迷惑メールに関する相談が2859件から3343件へと16.9%増加しています。

2008年のサイバー犯罪統計を警視庁が公表. 児童ポルノや出会い系サイト関連の検挙が増加

2009年2月26日、警察庁は、インターネットを利用した「サイバー犯罪」の2008年の発生状況を公表しました。

2008年に全国の警察が検挙したサイバー犯罪の件数は6321件で、2007年(5473件)に比べて15.5%増加。
検挙件数の内訳は、不正アクセス禁止法違反が1740件(対前年比20.7%増)、コンピュータまたは電磁的記録を対象とした犯罪が247件(118.6%増)、犯行に必要不可欠な手段としてネットワークを利用した犯罪(ネットワーク利用犯罪)が4334件(10.6%増)となっています。
ネットワーク利用犯罪の検挙件数の内訳は、詐欺が1508件(0.3%減)で2007年とほぼ同数で、児童売春・児童ポルノ法違反では、児童売春は507件(8.0%減)と減少したが、児童ポルノは254件(同32.3%増)と増加した。また、青少年保護育成条例違反が437件(90.0%増)、出会い系サイト規制法違反が367件(200.8%増)と、検挙数が大幅に増加していることが明らかになりました。
これは、2008年12月に施行された「出会い系サイト規制法」による検挙率への影響もあると思われます。

その他のネットワーク犯罪の検挙件数は、商標法違反が192件(0.5%増)、わいせつ物頒布等が177件(12.8%減)、著作権法違反が144件(12.7%減)、その他(名誉毀損、脅迫、薬物事犯など)が748件(0.5%減)となっています。

日本全国の警察サイバー犯罪相談窓口などに寄せられた相談の2008年の全受理件数は81994件で、2007年(7万3193件)に比べて12.0%増加しました。
この相談の中で特に詐欺・悪質商法に関する相談については、37794件(15.1%増)と半数近くを占めています。
また、名誉毀損・誹謗中傷などに関する相談が1万1516件(29.8%増)となり、統計上初めて1万件を突破しました。
このほかの相談は、ネットオークションが8990件(29.3%減)、迷惑メールが6038件(30.0%増)、違法情報・有害情報が4039件(15.5%増)、不正アクセス・ウイルスが4522件(50.5%増)などとなっています。

警察庁では、2008年に全国の警察から報告のあった不正アクセス行為の認知状況jについても公表しました。

2008年中の不正アクセス行為の認知件数は2289件で、2007年(1818件)から25.9%増加。
不正アクセス後の行為としては、ネットオークションの不正操作(他人になりすましての出品など)が1559件と最も多く、以下はオンラインゲームの不正操作(457件)、ホームページの改ざん・消去(152件)、情報の不正入手(46件)、ネットバンキングの不正送金(37件)などとなっています。

また、不正アクセス禁止法違反による検挙件数(1740件)のうち、「セキュリティホール攻撃型」の手口は1件のみで、1736件はID・パスワードを何らかの方法で盗み出した「識別符号盗用型」の手口とのこと。
内訳は、利用者のパスワードの設定・管理の甘さにつけ込んだものが1368件と多数を占め、以下は元従業員や知人によるものが163件、フィッシングサイトによるものが88件、スパイウェアなどを利用したものが48件などとなっています。

◆警視庁により公表された資料

・2008年のサイバー犯罪の検挙状況(PDF)
http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h20/pdf46.pdf
・不正アクセス行為の発生状況(PDF)
http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h20/pdf47.pdf

 

 

ガンブラーの悪夢再び!再開したJR東日本のHPが再度改ざん、検索機能の利用を停止に

2010年2月22日、JR東日本は自社のWebサイト内のキーワード検索ページに改ざんを受けたことを明らかにしましたた。
そのため、現在キーワード検索機能の利用を停止しています。

実は、このJR東日本のサイト、2009年12月にも「Gumblar(ガンブラー)」ウイルスの亜種への感染により、同様のページが改ざんされる事件が起こっていました。
今回については、「前回とは異なるファイルが改ざんされた」としており、原因究明に向けて調査を進めている模様。

今回改ざんをうけたのは、キーワード検索ページ「 http://www.jreast-search.jp/ 」の先頭ファイルであるindexファイルとされています。
実際の被害として、2月18日22時29分から22日17時18分までに、このURL(アドレス)を直接入力してページを表示させた閲覧者が、なんらかのウイルスに感染した可能性がある模様。
通常のキーワード検索を行った場合にはこのファイルページにアクセスすることができないため、論理上はウイルスに感染する心配はないとしています。

ウイルスの詳細については調査中とされていますが、改ざんをJR東日本に報告したセキュリティベンダーからは、「Gumblar亜種に近いウイルスに感染している可能性がある」と指摘された報告しています。

◆JR東日本「ホームページの一部機能の利用停止について」     
http://www.jreast.co.jp/apology/20100222_search.html