当面無期限無料!?androidスマートフォン向け「カスペルスキーモバイルセキュリティ9」日本語版で登場

以前に海外版を速報的にお伝えした「カスペルスキーモバイルセキュリティ9」ですが、ついに日本語版の正式リリースが始まりました。

・以前のニュースソース
「6ヶ月(180日)無料!Androidスマートフォン用「Kaspersky Mobile Security 9(カスペルスキーモバイルセキュリティ9」期間限定」
http://antivirus.server-ing.com/2011/03/17/526/

今回カスペルスキーでは、同ソフトの日本語版のリリースにともない、当初は一ヶ月(=30日間)と設定している無料評価体験版としての期限を、当面は期限を求めず利用可能と発表しています。
特にこのアンドロイド市場での製品知名度の浸透を狙っているとのことですので、上記前述の海外版が6ヶ月無料であることを考えれば、おのずと最低半年は無償利用可能なことが期待・推測されます。

カスペルスキーは、PC上級ユーザーには馴染みのあるウィルス対策ベンダーですが、現在アンドロイド市場では、すでに同様以上に広く知名度をもったAVG社より永年完全無料のウィルス対策ソフトが先駆けてリリースされており、すでに利用数をかなり伸ばしています。
世界的な潮流として、基本的に「ウィルス対策は無料・無償のモノで」、それ以上のレベルの個別のセキュリティ対策が必要な場合のみ「セキュリティスイートなどの総合対策ソフトで」という流れができつつあります。

この「カスペルスキーモバイルセキュリティ9」がシェアを拡げるためには、ウィルス対策は基本として、それ以外のセキュリティ総合対策ソフトとして持つ機能の優位性に、どれだけスマートフォンユーザーが関心を持つかにかかっているといえます。

参考:
「AVGがアンドロイドスマートフォン向け無料ウィルス対策ソフト「AVG Antivirus Free for Android」をリリース」
http://antivirus.server-ing.com/2011/03/09/400/

なお、上の「AVGアンチウィルス無料版」と、以前お伝えしたandroid向けF-Secureの盗難防止対策ソフト「Free Anti-Theft for Mobile」を利用すれば、今回ご紹介しているカスペルスキーアプリとほぼ同様の機能が実現可能です。

参考:
F-Secureからアンドロイド等スマートフォン対応盗難紛失対策アプリ「Free Anti-Theft for Mobile」が無料リリース
http://antivirus.server-ing.com/2011/03/06/360/

ちなみに、F-secure社はパソコンのウィルス対策ベンダーとしての2010年度の総合的なパフォーマンス評価が高く、早くからスマートフォンのセキュリティ分野にも進出しているため、こうした市場での競争とユーザーからのフィードバックは、ひいては利用者のメリットになるはず。
スマートフォンとパソコンの垣根がなくなりつつある今、こうしたセキュリティ対策にも、いかに知恵やノウハウを活かすことができるかに注目が集まりつつあるといえます。

有償ソフトとしての特徴的機能

日本語版メイン画面

「カスペルスキーモバイルセキュリティ9」には、アンドロイド端末のリアルタイム保護、手動/自動でのスキャン(スキャニング)、 定義データベース(ワクチン・パターンファイル)の自動更新など、ユーザーがあらかじめ設定したセキュリティレベルにあわせて最適な保護を行なうウィルス・マルウェアプロテクション機能をベースに、以下のスマート・タブレット向けの特徴的な機能が搭載されています。
(上記の機能だけで構わなければ、AVGなど無料の対策ソフトのみ利用すること方法もあります)

マルウェア検知時のアラート
ウィルススキャン画面

その特徴的な機能の一つめが、「紛失盗難時の対策機能」です。
あり得なくはない話ですが、昔から外出先に携帯電話を置き忘れるなどの話題は尽きることがありません。
そうした万が一の紛失・盗難時に、別のスマートフォンやモバイル端末などからパスワード情報が入ったSMS(ショートメール)をアンドロイド端末に送信することで、リモート(遠隔操作)による端末をロックすることが可能です。
これにより端末は完全にロックされ、端末内への情報やコンテンツの閲覧・アクセスは完全に遮断され、プライバシーなど個人情報の漏洩を防ぐことができます。

また、スパイ映画に出てきそう機能ですが、リモートで端末内のデータを抹消・消去することも可能です。
そして、ロックした場合に画面に表示されるメッセージを事前に設定しておくこともでき、 操作不可能な状態であっても、取得した人に端末の持ち主の連絡先などの情報を伝えることができます。
これは、盗難以外の善意の他人に運良く拾われたケースでは、かなりの「助かった感」を得ることができるはず。

これ以外に、バッテリーさえ残量があれば、GPS追跡機能を使ってある程度の現在位置を割り出すこともできます。
「GPS探索ができるなら、この機能にはお金を払ってもいい」というひとは、筆者の周囲でも少なくはありません。

その他、悪意のある盗難などの最悪のケースとして、SIMカードが端末から抜き取られることがありますが、その場合の対策として、別のSIMカードへの差し替えを検知して”新しいSIMカードの電話番号情報を直ちにメールで送信”したり、ロックして端末の一切の操作を封じ込めるSIMカード監視機能も搭載されています。
盗難しておいてSIMカードを差し替えるような人物では、こうしたロックを受けると腹いせに破壊行為を行なうことも予想されますが、そこはプライバシーの流出と天秤にかけて、最後の自爆機能くらいの割り切りが必要でしょう。

万が一の暗証番号設定
リスト化による柔軟なスパム回避フィルリング

その他の特徴的機能として、ボタンひとつでコンタクト情報を保護し、連絡先、SMSおよび通話履歴などを秘匿し、端末を別の人が利用する際も安心な「プライベート保護機能」や、近年でも増加の一途を辿る迷惑メール(スパム)やワン切りなどの迷惑電話などの行為に対して、ホワイトリスト(指定したコンタクトのみ許可)とブラックリスト(指定したコンタクトを拒否)を利用した着信やSMS受信の柔軟な許可・拒否機能となる「フィルタリング機能」を搭載しています。

Androidに今後求められるセキュリティ意識とコスト

2011年になり、日本国内でのスマートフォンブームもますます過熱化し、それにともないAndroid(アンドロイド)OSを搭載したスマートフォン・モバイル端末をターゲットにしたウィルスやマルウェア(潜在的脅威を持つプログラム)も蔓延しつつあります。

iPhoneなどにくらべ、アプリのインストールなどその自由度の高さが売りのandroidですが、その反面、自己責任の名のもと、個人情報漏洩などの外部漏洩には高いセキュリティ意識が求められます。

「おれは(わたしは)大丈夫」が通じない世の中になりつつあります。
スマートフォンの通信料などの基本料金以外にも、こうしたセキュリティ対策アプリの月額費用がのっかってくるのを、情報化時代の恩恵を受けるための必要コストと割り切ることができるか、それともPCのように、情報を駆使してあくまでも無料・無償とテクニックで乗り切るか、今後どちらに偏ってくるかに注視する必要があるでしょう。

「カスペルスキーモバイルセキュリティ9」のダウンロード

現在、公式サイトとして以下より入手が可能です。

http://www.androidsecurity.jp/

参考:Androidマーケット
https://market.android.com/details?id=com.kms

 

 

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