
2010年8月5日、ウィルスバスターのソフト会社であるトレンドマイクロ株式会社によると、日本語を含む25言語の表示に対応した偽物のセキュリティソフト「SecurityTool」が見つかったそうです。
この「SecurityTool」、20カ国もの言語に対応して表示がかわることで安心感を与え、実際はなんの効果もないのにそのままパソコンに居座るというやっかいな代物。
さらには、アップデート時などに画面右下に表示される”バルーン”まで日本語で警告表示します。
このインチキソフト、「ガンブラー攻撃」でダウンロードされることが確認されているそうです。
また、SecurityToolは、セキュリティソフトを装うトロイの木馬「TROJ_FAKEAV」として検知されている模様。
迷惑メールに添付された不正なHTMLファイルを実行したユーザーが不正なサイトに接続され、不正プログラムがダウンロードされる被害が6月より報告されているそうです。